【活動レポート】(10/17) 第1回始動!風の国遊歩道の整備と利活用プロジェクト
レポート内容
人口減少、高齢化が進む江津市桜江町。
町内には広く住民が利活用できる開かれた観光施設「温泉リゾート風の国」があり、かつては敷地内の遊歩道で自然散策・昆虫採集などが楽しめました。
しかし、現在は草が繁茂しており歩ける状態になく、地元だけのチカラでは整備が進まないのが現状です。そこで、その遊歩道の整備や整備後の利活用、その他イベントに参画してもらい、風の国、ひいては江津市桜江町の活性化や課題解決に一緒に関わってもらえる関係人口を受け入れたいということになりました。
集合
遊歩道整備当日の天候は、残念ながら雨…。
しかし、そんな雨に負けず風にも負けない地元メンバー、また熱い想いをもった「地域づくりを支える関係人口」である松江市からの2名の学生が、集結しました。はじめに、江津市桜江町のこと、遊歩道とその草について、この度関係人口募集にいたった経緯が話されました。その後、作業する上での注意事項、何より遊歩道整備を通じて交流を楽しむことが大事であることが確認され、作業開始となりました。
整備前
遊歩道の全長約150mに草が全体的に繁茂しており、場所によっては完全に封鎖され歩ける状態にありませんでした。草の長いものではメンバーの背丈以上もあり、倒木も多く見られました。
草刈りスタート
地元住民と関係人口とが連携し、地元住民が草刈り機で刈った草を関係人口が片付けていくという連携をとりました。当初は予定していた1時間余りの作業時間で整備が完了するか不安でしたが、みるみるうちに道が切り開かれていきました。地元メンバーは一生懸命作業する関係人口に、関係人口は草刈りのプロフェッショナルである地元メンバーにお互い感心していました。途中で雨が強くなることもありましたが、時間いっぱい作業を続けました。
整備終了
あれだけ伸びていた草が刈り取られ、また倒木も撤去され、遊歩道が姿を現しました。道幅を広くするように刈ったため、歩きやすくなっています。
作業終了後
作業後は地元桜江町長谷地区で取れたお米で作ったおにぎり、風の国で醸造した味噌を使った味噌汁をみんなでおいしくいただきました。
作業で汗をかいた後なので、おにぎり、味噌汁それぞれ絶品で「うまい!」の声が上がりました。
ご飯を食べながらしばしの交流の時間を設けられ、関係人口の方に風の国の印象や今回の感想を聞いたりした後、遊歩道の今後の活用方法などを話し合いました。
関係人口からは「地元の人と一緒に貴重な体験ができた」「風の国がとてもいいところだと分かり今後も関わりがもてたらと思う」などの感想が聞かれ、遊歩道の活用方法として「スギなどが生えているので、自然勉強会に活用してはどうか」などの意見がありました。
地元メンバーからは「関係人口が頑張っている姿を見て、自分たちも頑張らないといけない」などの感想が聞かれました。
プロジェクトははじまったばかり
早速、10月24日(日)は切り開いた遊歩道を活用し、キノコ狩り・鑑定会イベントが予定されています。
問い合わせ先
風の国事業実行委員会事務局(温泉リゾート風の国)
TEL:0855-92-0001(川上雄三)/E-mail:info@kazenokuni.jp
その他関係人口の受入についてはこちらをご覧ください